先日は初めて高尾山に行ってきました。
10時半頃
髙尾山麓のそば・会席料理の高橋屋です。
高尾山にある多くのおそば屋さんの中でもケーブルカー清滝駅の正面にあり風情ある建物で人々を惹きつける「高橋家」。
創業が江戸時代の天保年間(1830~43年)と長い歴史を持ち店内に入ったとたん樹齢150年の柿の木が出迎えてくれます。
とろろそば
登山者向けに『滋養強壮によいとろろを消化吸収のいいそばに乗せて出した』ことで定着したといわれるとろろそば。
ケーブルカーで1号路
運転時間は片道6分ほどです。
最大で135人を一度に運べ最急勾配は31度18分ケーブルカーの線路では日本一の急勾配となっているとのことです。
「高尾山スミカ」
「三福だんご」の三福(みつふく)とはお団子の上から順に大福 幸福 裕福を表しているそうで縁起の良い食べ物と言われています。
じっくりと焼き上げられたお団子に特製のくるみ味噌だれをたっぷりつけていただきます。
お団子自体もほんのり甘めの味わいでしっかりモチモチの食感です。
たれとの相性も抜群です。
大ぶりのお団子が3つ刺さっているのでボリューム満点で1本食べるだけで十分な満腹感を得られます。
「高尾山チーズタルト」
チーズクリームは北海道産・フランス産・デンマーク産の3種類のチーズをブレンドして使用した濃厚味です。
サクサクの生地との相性は抜群でレアチーズケーキのような酸味がさわやかでとても口当たりが良いです。
高尾山名物「天狗焼」 (てんぐやき)
外は「カリッ」中は「モチモチ」とした生地は香ばしく中身は甘さ控えめの黒豆あんです。
たいやきのようですが初めて食べた食感と味でした。
樹齢450年高さ37メートル巨大杉
運を引き寄せる開運ひっぱりだこ
ケーブルカーやリフトを降りて3分程一号路の沿道に大きな杉の木があります。
昔参道を切り開く際に道の邪魔になると切られそうになった根をたこの足のようにぐにゃりと曲げたという言い伝えがあります。
たこ杉のとなりにあるものが頭をなでると運を引き寄せるという開運ひっぱりだこです。
男坂・女坂 〜おとこざか・おんなざか〜
男坂は少し急な石階段になっていてその数は人間の煩悩の数と同じ108段です。
男坂を1段登るごとに煩悩がひとつ消えていくといわれています。
女坂はゆるやかなスロープ状の坂道です。
高尾山頂上近くに位置する
「高尾山薬王院」。
境内の大きな六根清浄車の正面には願叶輪潜(ねがいかなうわくぐり)と呼ばれている石造りの大きな輪があります。
願い事を強く念じながら輪をくぐり煩悩を払いその先にある大錫杖を鳴らせば願いが叶うといわれてます。
錫杖を鳴らす時には自分の住所と名前を唱えることを忘れないようにしましょうとのことでした。
山頂
高尾山の標高は599m。
展望台からは富士山や丹沢の山々などの眺望を楽しむことができます。
下り
4号路にある高尾山唯一の吊り橋。
正式名称を「みやま橋」というこの吊り橋は、4号路の中間地点より少しふもと寄り(1号路の浄心門寄り)にあります。
4号路を吊り橋に近づいて歩いていくと徐々にせせらぎの音が聞こえてきてすぐそこに吊り橋があることが分かります。
橋の入口には「昭和四十四年三月完成」とありました。
下りリフト
ケーブルカーも山腹の駅に着く直前に最大斜度になりますがリフトも同じく山腹の駅近くで一番急角度になります。
安全ガードがないため多少不安になりましたが空中散歩のようで楽しかったです。
「焼栗機関車」という専用の機械でその場で焼いているので実演で白い蒸気が立ち上がります。
それに惹かれて多くの人が焼栗を買い求めています。
栗は丹波篠山から直送されたものです。
ひとつひとつが大きくて焼き上がった栗はホクホクでとても美味しいです。
高尾山山麓のカフェ「TAKAO COFFEE」